こわい

怖いよ怖い。
逃げたい、果てしなく遠いところまで逃げてしまいたい。
この思考を停止できるどこかへ。
普通になりたい。
普通っていうのが何なのかはよくわからないけれど
この汚い醜いからだから解放されたい
元に戻りたい
普通だったあの頃へ
今のあたしを知らないあたしへと還りたい
おかしくなってしまうよ
もうなっているけど
果てしなく何処までも狂ってしまう気がするんだ
増え続ける細胞に脅されて
膨らんでゆく脂肪があたしのつめを剥がす
もうこれ以上狂気になりたくない
青春とかそんな話じゃなくて
意識をどこかへやってしまいたい
なんでこうなってしまったの
誰か助けて
もう何がなんだかわからない
もうこれ以上どうも出来ない
何を如何したかったんだっけ
何にどうなりたかったんだっけ
忘れちゃったよもう。
思い出せないのなぜか。
駆り立てられている気分。
それはもう心臓が限界まで早く動いてる。
痛みさえ感じる。
あたし以外の全てがあたしより美しくて
あたし以外の全てにあたしは劣っていて
今何を見てもその概念が頭からは消えなくて
あーどうしよう本当に如何しよう
誰か助けて下さいお願いします死にそうです
だったら死ねよ
しねないんですよねこれが。はは。
頭がめちゃくちゃで　神経はぐちゃぐちゃで
如何しようもないのに如何にかしたくて仕方がない
この体は重たすぎる。もう立てない。
深く深くへと沈んでしまう気がする。
苦しくないならいいけれど
それは絶対に苦しいんだと思う。
怖い。怖い怖い怖い怖い。嫌だ。

存在したくなかった。