8月1日の日記

2005年8月1日
こうしてここで立っていることに
意味なんか無いけど
雲が進んだ距離を見て
心底焦っているあたしが

焦れば焦るほど
望む力を失って
降り積もる秒と秒が
重く重くあたしを纏う

逃げ込んだこの穴さえ
真っ暗な底なしのようで
出口は見えているのに
光が差してこないのは何故

この中の空気に
細胞の一つ一つが融合し始めてる
気だるいこの感覚は
哀しいかな心地良い

出口はそちらに。

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